開催日時:7月7日(木) 17:00〜18:00
2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)実現に向けて、2030年の電源構成は再生可能エネルギーが2019年実績の2倍以上となる36〜38%まで引き上げられます。
その再生可能エネルギーの一つである風力発電において大きく期待されているのが洋上風力発電です。遠浅が少ない日本では海底に基礎を作って固定する着床式風力発電は不向きであるため、浮体式の風力発電の普及が市場拡大の大きな鍵となります。2010年ごろから開発は進み、2015年からは商用化運転が始まっていますが、環境変化に伴う台風や津波に対する安全性の確保を解決して稼働率を向上しなければ普及は難しくなります。
本セミナーでは、風力発電機のヨー旋回部の安全性に着目し、市場で発生している故障による損失データと故障原因、また、ナブテスコ社で開発した対策機能とその効果をご紹介すると共に、このサービスを支えるサステナブルなクラウドのAWSとAI異常検知Impulseをご紹介します。
このような方におすすめです
開催日時
アジェンダ
17:00〜17:30 | IoT機器とクラウドの活用による信頼性の高い風力発電機の実現 |
有用な再生可能エネルギーとして期待される風力発電の抱えている課題を解決するためのIoT機器とクラウドを有効に活用した業界初のCMFS機器(Condition Monitoring system with Fail-Safe)を紹介する。エッジ側で高速制御する領域と中・長期的なデータ分析が必要となる領域に分け、共有化する事で、発電業界を支える発電事業者や発電機メーカー、更には当社の生産協力企業など業界全体に繋がる価値提供を目指す。 ナブテスコ株式会社 技術本部 ナブテスコR&Dセンター システム開発部長 野原修様 |
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17:30〜17:50 | サステイナビリティの向上とイノベーションを加速するAWSクラウドの活用 |
環境配慮が重要な企業課題となる現在、お客様は、サステイナビリティ向上とイノベーションの加速を両立する、という難しい課題に直面しています。 アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 事業開発統括本部 統括本部長 兼サステナビリティ推進室 室長 佐藤 有紀子様 |
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17:50〜18:00 | AI・IoTプロジェクトを次のステージに進めるImpulseとは |
ブレインズテクノロジーが提供する異常検知ソリューション「Impulse」は、生産設備で出力される多様で膨大なセンサーデータ、静止画、動画から、AI技術を活用した異常検知、故障予兆検知、要因分析、外観検査、人の作業分析(異常動作や作業時間の自動計測)アプリケーションを介して21,000を超えるモデル運用を支えています。 本セッションでは、ナブテスコ社の故障回避・状態監視サービスでも採用されたImpulseと、デジタル変革を推進するAI・IoT導入事例をご紹介します。 ブレインズテクノロジー株式会社 業務執行責任者(CPO)榎並 利晃 |